2021-04-27 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
感染症研究の拠点となる長崎大学医学部の現在建設中のBSL4、バイオセーフティーレベル4について、その現況とその意義をお伺いいたします。
感染症研究の拠点となる長崎大学医学部の現在建設中のBSL4、バイオセーフティーレベル4について、その現況とその意義をお伺いいたします。
それを、そのときに対応できる施設というのはもう極めて我が国の中で限られておりまして、それが、感染研にありますバイオセーフティーレベル4、BSL4施設と長崎大学に現在建造中のBSL4の二つということであります。
だから、日本はBSL3、バイオセーフティーレベル3できっちりやっていますね。数は元々少なかった。でも夏以降は迅速に、数いっぱいできるようになったわけですよ。しかも、抗原検査キットで、これ、大分県宇佐市なんかは高齢者施設、福祉施設、小中学校、市役所、無料で配布していますよ。これが高いと、感染力が高いときに高く出るんですよ。きっちり陽性出るんです。
防衛の防、そしてまた防災の防、そして防疫の防、疫病を防ぐという、この三つの私は国防があると思っていますが、この防疫に関して、御案内のとおり、現在の新型コロナウイルスはいわゆるバイオセーフティーレベル3、地方の衛生研究所や保健所でも検査や処理ができる案件でありますが、致死率七〇%のエボラ出血熱のようなまさにバイオセーフティーレベル4、このレベルはほとんど対応ができない。
感染症に関しましては、エボラ出血熱など危険度が高い感染症の病原体を扱うことができる国立感染症研究所村山庁舎で稼働する国内で唯一のバイオセーフティーレベル4の施設がありますが、これは研究が中心で、しかも施設は老朽化が指摘されており、新たな施設の稼働までは七年以上必要であります。残念ながら、アメリカのCDCのような感染症が発生した際の対策を担う機関ではありません。
念のため、先生、申し上げておきますけれども、大学の附属病院ですとか独法の研究所などは、二月の時点で調べて既に厚労省と協力して開放しているんですけれども、今回、山中先生と総理とのインターネットの対談をきっかけに、いやいや、大学の研究室にもあるぞということで、確かにあるんです、あるんですけれども、バイオセーフティーレベルがツー以上じゃないと検査が直ちにできないとか、検査技師がいないとできないとかということでございますので
もちろん、先ほどお話にありましたように、人材を確保しなければいけないという問題もあるし、あとは、バイオセーフティーレベル2を扱い、その扱うことができる場所の問題ということもありましたが、これは具体的に、どうしてここまで数が制限されてしまうのか、逆に通常業務としてふだん何のための検査をどのぐらいのチームで行っているのか、ちょっと絵が見えるような形でざっくり御紹介いただきたいんですが、お願いしてもいいですか
エボラウイルスなど重篤な感染症を引き起こす病原体を取り扱うための高度な安全設備を備えた実験施設であるBSL4、バイオセーフティーレベル4施設は、一九八一年に東京都武蔵村山市の国立感染症研究所に建設されたものの、BSL4施設として感染症法に基づく厚生労働大臣の指定を受けたのは平成二十七年八月と近年の話でございます。
○尾辻委員 バイオセーフティーレベルは聞いていませんでしたので。感染症において新感染症というのは地域で診られるようなものではなくて、日本で四つの病院、十床しかその枠組みがないようなものを新感染症として位置づけているということをただ確認したかっただけですから、もう結構かと思います。
そして、今、加計学園は、例えばバイオセーフティー、生物学的な安全性から見ると、BSLの二も三もまだ扱えません。すなわち、コロナウイルスは三に入ります、鳥インフルは二・五と言われております。扱えない、建物はあっても体制がない、申請されていない。 私は、何度も言います、方向性は賛成しているんです。そうだったら、ちゃんと本当に全力を挙げてそれを行っていかないと、看板倒れになるんじゃないですか。
(阿部委員「はい」と呼ぶ) バイオセーフティーレベルにつきましては、ツーについては既に実験室について利用が始まっています。これは、病原体についてはセキュリティーの関係で明らかにはしませんけれども。スリーについては、御指摘のとおり、まだ始まっていません。
京都産業大学はちゃんとバイオセーフティーレベル3持っていて、しかも、鳥インフルエンザで実績がある。だから、京都産業大学手を挙げて、京都産業大学でよかったんじゃないんですか。だけど、結果的に加計学園。加計学園を応援している人たちから、私のいろんなこういう発信に対して、いやいや、まだまだこれから三年、四年になる頃にはBSL3、4ができるんだと、ふざけないでください。
従来も御説明している部分でございますが、最先端の研究であるということと実験の素材として取り扱うものがバイオセーフティーレベル3、4レベルのものを要するものとは必ずしもリンクはしてございません。3、4がなくてもできる研究もございますし、それが必要とするものもあろうかと思います。
さらには、この農水委員会でさんざんやりました、世界に冠たるライフサイエンスの研究教育拠点、だから新しく新設を認めるんだということで、それを実現するためにはバイオセーフティーレベル3以上、バイオセーフティーレベル3あるいは4の研究室が必要であるということで、でも、それは準備できていないということが、私、何回も質疑をいたしましたけれども、明らかにさせていただきました。
生物多様性に関する点からお答えをいたしますと、生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書におきましては、ゲノム編集により作出された生物のうち、細胞外で加工した核酸等が含まれていない生物の取扱いについては特段の規定はされていないと承知しております。
バイオセーフティー、BSL3施設の設置についてお尋ねでございますが、これは感染症予防法に基づきまして病原体の危険性に応じまして一定の類型をしておりますが、その中で一定のものにつきまして所持をする場合に厚生労働大臣の許可が必要なものでございます。
○相原久美子君 これは、バイオセーフティーレベルの実験室等々は学生のみならず地域住民の皆さんにも影響を与えかねない問題でございますので、是非ともその点もしっかりと監視体制をお願いしたいと思います。 また、国家戦略特区として担当大臣にもお伺いできればと思います。 獣医学部の新設に係る認可基準の特例を認定した内閣府、今後どのようなフォローを行っていこうとしているのか。
それから、大学の設置審ですけれども、獣医学部では最も大規模の入学定員となるため、定員の厳格な管理に努めるとともに、実習における学生の実技経験の質的、量的充実を図ること、人獣共通感染症学実習等の病原体を取り扱う実習については、実習内容に見合ったバイオセーフティーレベルの実験室を使用するため、法令やガイドラインに基づき、学内の規程等を整備し、安全に配慮した適切な運用に努めること、学園の適正な運営についてこのような
バイオセーフティーレベルの最低でも3という、そういう施設が必要だと思うんですが、いまだに加計学園側からそのような施設を造るという話が全然出てこないんですけれども、そんなに急に必要になったからってぱあっと造れるようなものなんでしょうか。
その下の括弧のところ、①対象動物の種類、バイオセーフティーの安全管理手技を実践・修得することが目的であるので、人獣共通感染症学実習では動物は使わず、全てインビトロ、これ、何か試験管でという意味らしいんですけど、のシミュレーション実験とする。また、ABSL2、P2動物実験では、ダミーのシミュレーション動物(縫いぐるみ)を用いるので、生きた動物は使わない。
資料をお配りしておりますが、一昨日のこの委員会における新しくできる獣医学部のバイオセーフティーレベル実験室の問題について、一昨日も謎の答弁というふうに申し上げましたけれども、念のため未定稿を取り寄せて見ました。やっぱり謎の答弁なんですよね。再度確認しましたけれども、厚生労働省は相談を受けていないと言っているんですね。 宮川政務官、なぜこのような御答弁をなされたのか。
加計学園、先ほど来議論になっておりますBSL3、つまり世界に冠たるライフサイエンスの研究教育拠点をつくるためには、少なくともBSL3、危険な病原菌を扱えるバイオセーフティーレベル3の施設が要る、これはもう必須要件でありますが、そのBSL3の施設について宮川大臣政務官は、加計学園に関しましては、この岡山理科大学獣医学部をつくるということになりましたときに、厚生労働省に事前の概要の説明、また相談に行っております
○国務大臣(林芳正君) 先ほど政務官からも御答弁をいたしましたように、加計学園が厚生労働省を訪問して、このBSL、バイオセーフティーレベル3の施設の建設予定がある旨の話をしたと、これは事実としてあったということでございます。
この加計学園の獣医学部をめぐっては、このバイオセーフティー問題以外にも、設計図から建築費の水増し疑惑、一部報道されていますよね。こういうことが言われております、一坪当たりの単価、あの六本木ヒルズよりも高いって。随分なお話ですね、これね。あくまでも報道ベースですよ。 はい、その先行きます。
鳥インフルエンザの病原体などは二種病原体と呼ばれ、これらを取り扱うためには、WHOが定めている実験室、バイオセーフティー基準というものをクリアしなければならない。そうですね、バイオセーフティーレベル、BSLですね。この基準、下から順番にBSL1からBSL4まである。このうちエボラはBSL4。日本では、長崎大学に建設計画がある一つの施設を除けば、まだ都内にある一つのみ。
具体的には、申請書の中におきまして、BSL3の施設は、今先生御紹介いただきましたBSL3の施設でございますけれども、これはバイオセーフティーレベル、それに詳しい研究機関の専門家及びバイオセーフティー機器・施設の専門家等の意見を聞き設計をしていること、また、BSL3について陰圧の管理区域、排気設備等を整備し、病原体管理規程を定めることが記載をされており、大学設置・学校法人審議会におきまして法令に基づく
だけど、肝腎の、新たなと言っている加計学園は、本当にバイオセーフティーレベル3の実験室ができるかどうかも分からないというもう大変な話になっております。 また引き続き真実が明らかになるまでやり続けたいと思います。 ありがとうございました。
それは、バイオセーフティーに詳しい研究機関の専門家及びバイオセーフティーの機器、設備の専門家等の意見を聞きしっかり設計をすることということと、あとは、陰圧の管理区域また排気設備等を整備しながらちゃんと病原体の管理規程を決めることということを、これ設置審で法令に基づく適切な対応を行っていくべきであるということを確認したところであります。